’24 横浜旭ジャズまつり
どうもこんにちは、あさぴっぴです!
8月25日の日曜日、旭ジャズまつりに行ってきました。
横浜市旭区、二俣川駅から徒歩20分ほどのところにある子ども野球場で開催されたイベントです。
アマチュア部門とプロ部門とがあり、色んなスタイルのジャズを午前11時40分から午後8時30分頃まで、約9時間堪能しました。
このジャズフェスはもう30年近い歴史があるそうですよ!
公式ページはこちら: 2024 横浜旭ジャズまつり 詳細 | 旭ジャズまつり (asahijazz.net)
オープニングアクト
八ッ橋幼稚園マーチングバンド
オープニングはジャズではなく、地元の幼稚園生によるマーチングバンドでした。
宇宙戦艦ヤマトとパイレーツオブカリビアンを演奏していて、頑張ってるなぁという感想でした。
…いやまぁ親じゃないのでそれ以上の感想は特に何もなかったです。
ただ普通に、決して小さくない会場で練習の成果を発表するという経験は、とても良いものだと思います。そういう場が提供されてるというのは良いコミュニティな気がします!(知らんけど)
アマチュアステージ
12時頃から約3時間半にわたって続いたアマチュアステージ。
良く晴れていて気持ちよかったですが、暑すぎて一生分の汗をかきました笑
普通に体調不良にならないか怖かったです。日傘も必須でしたね
Goo Goo Gumbo Bros
さてアマチュアステージ最初の演奏は「Goo Goo Gumbo Bros」さんでした!
2009年2月に結成されたニューオリンズスタイルのジャズバンドだそうです。
15年ですか。いやー長いですね!
ジャズフェスへの出演とストリートでの演奏が中心だそうです。
なかなか明るくてキャッチーなバンドで、個人的にはトランペットが特に印象的でした。
YouTubeとかにも動画出せば普通に視聴者付きそうですけどね!
東京デンキブラン
続いてのバンドは「東京デンキブラン」さん。
EGO-WRAPPIN’のカヴァーを中心とした、ちょっとレトロでジャジーでゴキゲンなバンドだそうです。
確かにゴキゲンなバンドでした!
僕は楽しそうに演奏されているジャズが一番好きなので、このゴキゲンなバンド、ステキでしたね。
“ジャジー”と言っているので、ジャズ専門ではないのでしょうが、そんなことはどうでもいいくらい良い演奏でした。
ボーカル、サックス(テナーだったかな?)、トランペット、ギター、ベース、ピアノ、ドラムスの7人構成で楽器も多くてリッチでした。
個人的に印象的だったのはサックスです!まあ、単に僕がサックス好きってだけですが…
YouTubeにもいくつか動画は上がっていましたが、バンドのチャンネルは無いっぽかったです。
作ってくださいよ。僕が見ますから()
Yokohama Funk InQ
InQはInstrumental Quintetの略だそうで。その名の通り5人組バンドで、ファンクジャズをやるために2014年に結成したみたいです。
ファンクジャズ!うーん知らない!けどなんか聞いたことある!ってくらい僕にはなじみのないジャンルでしたが、めちゃめちゃかっこよかったです。
構成はサックス、ギター、ベース、キーボード、ドラムス。
いやキーボードってピアノと違ってまたいい味出すんだよな。
しかし今回の僕にとってMVPはギター!ジャズのギターってそんなに聞かないんですけど、やっぱかっこいいよな。あのギターソロは普通にもっと見たかった。
ステージを降りて歩きながらしてたサックスの演奏も最高でしたね
あの僕、楽しそうに演奏されているジャズが一番好きなんで!
#横浜旭ジャズまつり
— Ponchan@VRC (@Ponchan_VRC) August 25, 2024
Yokohama Funk InQ
ギターかっこよすぎ
演奏も気持ち良すぎた pic.twitter.com/mQKsRbSJC6
一人一人のソロも魅力的で安定感のある素敵なバンドでした。
リーサラスペシャルビッグバンド
続いてはビッグバンドです。生でビッグバンドを聴くのは初めてでした。
早稲田大学ハイソサエティオーケストラと慶應義塾大学ライトミュージックソサエティバンドの卒業生により1985年に結成されたそうです。
なぜかすべてのメンバーにカタカナの外国人風な名前が付けられている。プッチーニ川島さんや、ボボ小山さんなど。なぜなのか。もしかして本名なのか?
当日は怪我でピアニストが交代したらしく、代打のピアニストは急遽つけられたであろうドクターイエローという名前を名乗っていた。…いや、もしかして本名なのか?
そんな特徴的なバンドだが、僕が特に惹きつけられたのはトロンボーンでした。
公式サイトを見る限り、おそらくあの演奏はラバイヨさんだったか?
ジャズまつりサイトで紹介されていた通り、ホットでダイナミックな、見事な演奏でした。
リッチな公式サイトが展開されていましたが、今年はまだ更新されてなさそうでした。
ウェブサイトは更新しましょうと、更新頻度の低い当ブログから発信しておきます。(?)
横浜国立大学BaySound Jazz Orchestra
続いては横浜国立大学公認のビッグバンドサークル、BaySound Jazz Orchestraです!
山奥の大学なのになぜBaySoundなのかとても気になります()
演奏はとてもエネルギッシュでした。アップテンポなナンバーで曲目が固められていて、正直僕はめっちゃ好きでした。
ピアノとかすごいかっこよかったですね。レギュラーバンドというだけあって、全体的にクオリティ高かったです。大学のサークルだからアマチュアなのは当然ですが、卒業後プロになる人も出てくるかもしれませんね!
MCもとても大学生らしかったです。
髪を青く染めたメンバーのトランペットソロのあと、
彼は緊張すると髪が青くなるんです。
緊張してますか?
ソーーーーーーーーーー(トランペットで)
…これは「そう」という肯定の意だったのか?
そのあとも金髪の方のサックスソロのあとも、
彼女は興奮すると金髪になるんです。
興奮してますか?
ソ♭ーーーーーーーーー(サックスで)
いやso flatでめちゃ平常心って意味かと思ったわ!
いずれにしても、面白い進行と素敵な演奏で楽しいパフォーマンスでした!
万騎が原中学校吹奏楽部
一応ここまでのアマチュアステージとは違い、特別企画としてセットされていた。
中学生らしい進行と、かわいいディズニーメドレーで始めて油断させておき、後半でしっかりソロパートも用意してあるという不意打ち構成でした。
吹奏楽となると、多少ここまでのジャズとは空気感が変わります。
しかし、前2組のビッグバンドにはいなかったクラリネットなどの楽器もあって、良い音色を出していました。
なお、万騎が原は「まきがはら」と読みます。
プロステージ
3時半頃、気温自体はだいぶ高いですが、陽が傾いてきました。
周りに背の高い木が多いこともあって日陰が増えてきて、少しずつ涼しくなっていきます 🙂
菊池亮太
プロステージのトップバッターは、ピアニストの菊池亮太さん。ソロでの演奏でした。
YouTubeでストリートピアノの動画を多く出しているらしいです。チャンネル登録者は70万人に達しています(2024/08/29)。
クラシック出身で、現在は割と幅広いジャンルで音楽をされているそうです。
演奏を聴くと、確かにクラシック出身って感じだなと思いました(素人の感想)。
ピアノだけの音色が響いているので、周りの虫の鳴き声が際立っていました笑
ちょっと日差しもマシになってきたのもあって、眠くなっちゃいましたね(スマン)
印象的だったのは、持ち時間の半分をラプソディーインブルー1曲につぎこんだところですね
菊池さんも説明していましたが、ラプソディーインブルーはクラシック出身で現在は色んなアレンジがされている曲。
ジャズアレンジもされていて、僕も昔エレクトーンで弾きました。
そんな菊池さんの音楽スタイルそのものみたいな曲を、ジャズまつりに合わせてジャズアレンジで、20分弾ききった見事な演奏でした!
ところで時々ねこふんじゃったのメロディラインを挟むのはなんなんですかね。急に聞き馴染みありすぎるメロディが来てビビるんですよね笑
Vincent Herring Eric Alexander Quintet+1
続いては僕が一番楽しみにしていたクインテットです!
元々はなんかジャズ聞けるらしいから行ってみるか、くらいの気持ちだったんです。
でもいざ出演者を見てみたら、Eric Alexanderの文字があり仰天してしまいました。
僕はジャズが好きですがジャズプレイヤーには詳しくありません。
上原ひろみとチックコリアぐらいしかしらない僕が、唯一名前を知っているサックスプレイヤーがEricだったんです。
さて、バンドの構成はアルトサックス、テナーサックス、ピアノ、ベース、ドラムスでした。
サックスが二人ともめちゃ良くて前のめりになって聞いてました。
そして、ずっと待っていた時間が来ました。
そう、それはベースソロ!そしてさらにドラムソロ!
なぜ他のバンドはベースやドラムのソロをやらないんだ!
意外だったのはEricがとてもお茶目だったことです。
彼の名前は知っていましたが、彼について詳しく知っていたわけではありません。
演奏中は常に会場を盛り上げようと、せわしなく動いていました笑
舞台袖で万騎が原中学校の生徒が見学していたのですが、その生徒とコールアンドレスポンスをして演奏を盛り上げていて楽しそうでした。
あの僕、楽しそうに演奏されているジャズが一番好きなんですよ!()
バンド名にもある通り、今回はただのクインテットではありませんでした。
約3曲に、ボーカルとして矢崎恵理さんが参加しました。
力強く、とても素敵な歌声で、普段ジャズボーカルを聞かない僕もずっと聞いていたいくらいでした。
さらに、急遽参加が決まったらしい?もう一人のサックスも2曲ほど混じり、豪華な演奏でした。
めちゃめちゃ満足感高かったです!!!
Vincent Herring (as)
Eric Alexander (ts)
海野雅威 (p)
安田幸司 (b)
小林陽一 (ds)
矢崎恵理 (vo)
本当にすごすぎて、貴重な体験をさせていただきました!ありがとうございました。 pic.twitter.com/GsVsto8itY
— 矢崎恵理/Eri Yazaki (@amaimonotabitai) August 25, 2024
ユッコ・ミラー BAND
ここで唐突の市長が登場し挨拶をしていたら、土砂降りの雨が降り出しました。
かなり強い雨が降ったので、敷いていたレジャーシートはびちゃびちゃに、2人で行って傘が一本しかなかったので結構濡れました。
雨が弱まるのを待ち、ステージにはテントが上げられ屋根が作られました。
その間、観客はほとんど誰も帰らず、演奏の始まるのを待っていました。すごい!
テントの下で演奏が始まると、照明に照らされある意味幻想的でしたね。
今回のバンドの要であるユッコ・ミラーさんは、3歳からピアノを、高校生の頃からアルトサックスを吹いているサックスプレイヤーだそうです。
YouTubeの登録者数は21万人を超えており(2024/9/7)、サックスでのカバー楽曲がよく視聴されている。
今回のライブでも、トウキョウ・シャンディ・ランデブーや、名探偵コナンのテーマなどがジャズアレンジされて演奏された。
オリジナルアルバムもすでに6枚リリースされており、カバーやオリジナル楽曲が共に収録されている。
楽器構成は、ピアノ+キーボードと、ベース、ドラムスだった。
キーボードではフュージョンらしい音色を出していて、楽曲ごとの使い分けや、左手ピアノ、右手キーボードといった同時演奏が印象的だった。
そしてこのバンドも!ベースソロ・ドラムソロをしっかり見せてくれました
最高でしたね。
ユッコ・ミラー (as)
平手裕紀 (p)
中村裕希 (b)
山内陽一朗 (ds)
阿川泰子
最後は阿川泰子さんがボーカルを務め、バンドはピアノ、ギター、ベース、ドラムスからなるクインテットでした。
エネルギッシュだった前バンドから一転、締めくくりにふさわしい穏やかな歌声が会場に響きました。
雨に濡れて寒かった僕は、アンコールを遠くに聞きながら帰路に着きました。20時半でした。
おわりに
アマチュアからプロまで、色々なジャズが聞ける旭ジャズまつり。
天候が灼熱だったり土砂降りだったりしましたが、とても楽しめました!
屋台がたくさん出ていて、食べるものもありましたし、ペットボトル飲料が一律100円で販売されていたので、熱中症対策に大いに役立ちました。
毎年やっているフェスらしいので、是非来年はみなさんも見に行ってみてくださいね!
ただ、天気予報を見て、必要に応じて日焼け止め・日傘、レインウェアは用意しましょう。生きてください。
おわり
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